東陽バス
解説
沖縄本島中南部を中心に路線網を広げる東陽バスです。車両はほぼ日野製に統一されており、他にはいすゞ車が2両在籍しています。路線車の中でも7.30車(1978.7.30交通法変更時導入車)は多数あり、本島からの中古車で徐々に置換えを進めていますが、まだ淘汰されておりません。近年は予備車となった車両が多数いますが、まだ那覇市内で数多く見かけることができます。東陽バスも前乗り後払い前降りの郊外路線方式で路線車はトップドア仕様に統一されています。また本島からの中古車に至っては、中扉をきれいに塞ぐ見事な工事が施工されている車両が大多数です。しかし近年転入した車両の中にはドアが残ったままの車両があります。
車両解説
![]() 未だ多数勢力を誇るRE101です。リーフサス、サブエンジンクーラー、ハイバックシートを装備した郊外路線向けの仕様となっています。 |
![]() 上記と同様の車両ですが、こちらは大型方向幕を装備しています。しかしこの方向幕はオリジナルのものではなく改造により取り付けられたものです。大型方向幕化工事は多数施工されています。 |
![]() 富士重工5Eボディーを架装したHT235BAです。東陽バスの5E路線車は2両のみです。元西東京バス青梅営業所の車両で、移籍にあたり東陽バス自社工場にて中扉を塞ぐ工事が施工されております。 |
![]() こちらは53年式の置換え用として導入された東陽バス標準仕様の路線車です。トップドア、ドア横の方向幕が特徴的です。 |
![]() ![]() 自社発注のトップドア逆T字窓、ロマンスシートを装備したハイグレード車両です。 |
![]() ![]() 元横浜市交通局の日野P−HT233BAです。元々は前中扉だった車両をトップドアに改造した車両です。中扉があった痕跡はまったく見当たらない見事な改造です。 |
![]() ![]() 元大阪市交通局の日野P−HT233BAです。前後扉車でしたが、後扉は埋められております。 |
![]() 111系統那覇空港〜名護高速バスに仕様される高速車です。元々は日野モノコックセミデッカーボディーを架装していましたが、更新工事により前面構体をブルーリボンのモノに取り替えたバケルトン車です。路線用ローパワーエンジン、エアサス、サブエンジンクーラーを装備した貸切格下げ車です。2003年暮れに廃車となってしまいました。 |
![]() K−RE121Pのリヤです。日野車体製モノコックハイデッカーボディーのままの姿です。とてもブルーリボン顔、路線用エンジン車とは思えませんね。 |
![]() ![]() 同社唯一のいすゞ路線車です。元淡路交通のLVキュービック車で、日野車ばかりの東陽バスの中では一際異彩を放っています。他に貸切車にもいすゞ製が1両います。 |
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