土佐電鉄


桟橋車庫に集うモノコック車たち  平成14年7月撮影

解説
 高知県にバス路線を広げるのが土佐電鉄です。路面電車の運行にて全国的に有名ですが、バスもモノコック車から最新のノンステップまで幅広い在籍となっています。特にモノコック路線車は昭和52年式が未だ現役(平成15年7月現在)でして、最近では大型方向幕装備車が一斉にLED式に交換されました。K−のモノコック路線車のLED仕様は目を見張るものがあります。

平成14年7月及び15年7月に撮影


車両解説


日野K−RC301P(昭和56年式



日野K−RC301P高出力路線車です。エアサス、サブエンジンクーラーを装備したハイグレード仕様です。近年前面及び側面方向幕がLED化されました。


日野RE101P(昭和53年式)



日野RE101Pです。サブエンジンクーラー、エアサス装備の標準出力路線車です。リアのエンジンルーバーでRC301と区別がつきます。


日野RD300(昭和52年式)



日野RD300です。全国的にも殆ど消滅してしまった貴重な形式です。サブエンジンクーラーを搭載した大型9mボディーを架装した中型エンジン搭載車です。土佐電鉄では未だ大量在籍中です。


日野K−RL321(昭和55年式)



サブエンジンクーラー搭載の中型路線車です。この車両も近年LED方向幕に改装されました。


日野P−RJ172CA(平成元年式)



日野レインボーP−RJ172CAです。前中折戸、直結クーラーを搭載しております。近年方向幕がLED化されました。


日野K−RU637AA



日野スケルトン観光車の路線格下げ車です。高知空港〜高知駅までの空港連絡バスとして活躍しています。近年子会社の土佐電ドリームサービスに運行が移管されました。


日野K−RU637AA(更新車)



上記車両と同一のK−RU637AAですが、フロントパネルを後期型のものに交換した更新車です。角度がきついフロントガラスやリアビューで判別することができます。


日野P−RU637BB



日野P−RU638BBです。貸切格下路線車です。こちらも空港連絡バスとして使用されています。


三菱MP517K(昭和53年式)



三菱MP517Kです。呉羽ボディーを架装したエアサス、サブエンジンクーラー、前中折戸装備の車両です。土佐電鉄では多くが未だ現役です。


三菱MP117K(昭和54年式)



呉羽ボディー架装の三菱MP117Kです。前中折戸、サブエンジンクーラーを搭載したリーフサス車です。


三菱MP517M(昭和52年式)



呉羽ボディー架装のMP517Mです。サブエンジンクーラー搭載のエアサス路線車です。こちらの車両はホイールベースがM尺です。


三菱P−MP218M



元宇野自動車の三菱エアロスターP−MP218Mです。前中折戸、直結クーラー装備のリーフサス車です。現在方向幕はLED化されています。


三菱K−MM116H(昭和55年式)



呉羽ボディーを架装した三菱K−MM116Hです。中型車ベースの大型9m車です。サブエンジンクーラー搭載のリーフサス車です。現在方向幕はLED化されています。


三菱MK115H(昭和54年式)



呉羽モノコックボディー架装の三菱MK115H中型路線車です。サブエンジンクーラー搭載のリーフサス車です。


三菱K−MS615N(昭和56年式)



三菱K−MS615Nパノラマデッカーです。元々は貸切車でしたが現在は高知駅〜室戸岬、甲浦の長距離一般路線に使用されています。


三菱K−MS615N(昭和56年式)



三菱K−MS615Nパノラマデッカーです。こちらも元貸切車ですが、貸切車のシンボルマークの尾長鳥が側面に残っています。


いすゞTSD40改



元岩手県交通のTSD40改です。2001年より路線限定で使用されています。フロントの駆動軸に直結クーラーを装着しています。


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