沖縄バス


解説

 沖縄本島全体に路線網を広げる沖縄バスです。琉球バスと共同運行している路線が多いことも特色です。ターミナルも琉球バスと沖縄バスが共同で使用している箇所が多くあります。車両は三菱車で統一されています。大量導入された7.30車の置換えは計画的に進められ那覇市内で見ることは出来なくなりました。最近は中古車導入が増えバラエティーに富んだ車両構成となっています。


車両解説

三菱MP117K(昭和53年式)



沖縄バスの7.30車です。呉羽ボディーを架装。呉羽独特のタレ目ヘッドライトを装着したサブエンジンクーラー装備車です。沖縄バスの7.30車は淘汰が進み残り僅かとなってしまいました。


三菱MP117M(昭和53年式)



こちらは新三菱B35ボディーを架装した7.30車です。元々はブルドック顔でしたが、腐食が激しかったようで新塗装変更の際車体更新工事を施工され、呉羽MR型へっトライトベセルになりました。


三菱K−MP118M(昭和58年式)



こちらは経年車置換えの為増備されたK−MP118Mです。呉羽ボディーも新三菱製と同様B35ブルドックとなりましたが、車体更新工事の際呉羽MRヘッドライトベセルに変更されました。


三菱U−MP218M(平成2年式)



自社発注のトップドア、青色着色ガラス、ロマンスシート装備のU−MP218Mです。同社の路線車は郊外線仕様となっています。


三菱U−MP618M(平成4年式)



呉羽エアロバスK顔の貸切兼用車です。エアサス、サブエンジンクーラー、ハイバックシートの高級車となっています。


三菱U−MP618M(平成5年式)



那覇空港〜名護111高速バス専用車です。上記車両と同様エアサス、サブエンジンクーラー、ハイバックシートを装備しております。また、ETCを使用しておりスムーズに高速道路を利用しています。



 上記車両と同形式のU−MP618Mです。


三菱P−MP218M(昭和61年式)



前面にある小窓が特徴的な元神奈川中央交通の中古車です。沖縄バスでは元カナ中車が多く在籍しています。


三菱P−MP618K(平成2年式)



富士重工7Eボディーを架装したP−MP618Kです。、元関東地方の自家用車だった車両で、同社では唯一の富士重工ボディー架装車です。


三菱P−MP218M(昭和61年式)



こちらも元カナ中の中古車両です。側面とリアの方向幕は撤去され、中扉固定化、床板が貼られ座席が増設されています。


三菱P−MP218K(平成元年式)



元川崎市交通局の中古車です。側面とリヤの方向幕は使用停止されており、中扉閉鎖、座席増設の改造工事を施されています。


三菱P−MP218M(昭和62年式)



 前中扉を装備したP−MP218Mです。元横浜市交通局の中古車両で側面・後部方向幕は撤去されており、中扉は閉鎖され座席が設置されており、トップドア車として使用されています。


三菱K−MS615N(昭和57年式)



沖縄バス最古参貸切車です。呉羽サンシャインデッカーになる前のモノコックとパネルボディーの過渡期に生産された希少車です。


三菱P−MS715N(昭和59年式)



呉羽サンシャインボディーを架装したP−MS715Nの貸切車です。未だに第一線で活躍中です。


三菱KC−MS829P(平成9年式)



JRグループ契約貸切車です。JR各社のツアー旅行に使用される専用車で、塗装もJRバスカラーとなっています。同様の車両は那覇交通にも在籍しています。


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