奄美交通


解説

 鹿児島県の離島である奄美大島で運行しているのがいわさきグループの奄美交通です。奄美大島島内に路線を広げる他、空港連絡バスも運行しています。鹿児島交通と同一グループですので鹿児島交通カラーの車両をはじめ、奄美交通オリジナルのハイビスカス柄のものもあります。使用車両はいすゞを主体に各メーカーが存在します。奄美交通は2004年9月で事業撤退する予定でしたが2004年12月現在撤退は白紙に戻されました。しかし、2005年春には撤退するようで島内の老朽車両を中心に淘汰が進んでいるようです。 撮影日 2004年12月


車両解説


いすゞK-CJM500(昭和55年式)




 川崎73SC貸切ボディーを架装したリーフサスペンションハイバックシート装備車です。エンジンは路線用を搭載し、貸切車仕様の豪華な路線車となっています。現在は予備車となっているようで廃車も近い模様です。


いすゞキュービックP-LV218N(昭和62年式)



 いすゞキュービック初期型です。エアサス・長尺・T字窓・ハイバックシート装備のトップドア高出力路線車です。この車両は奄美交通ニューカラーに塗り替えられた車両です。方向幕はヘッドライト間に収まっており、本来の方向幕部分はスモークガラスの明かり窓となっています。


いすゞキュービックP-LV218N(昭和63年式)




 上記同様いすゞキュービック高出力路線車です。こちらの車両はJASレインボーカラーに塗られており、上記車同様主に長距離路線の[奄美空港←→名瀬市街←→古仁屋]に使用されています。ホイールキャップ装備の豪華な路線車です。


いすゞキュービックP-LV218N(昭和63年式)



 こちらも上記車両と同様のいすゞキュービック高出力路線車です。エアサス・ハイバックシート装備で長距離路線で活躍しています。こちらは旧鹿児島交通グループ塗装です。


いすゞキュービックP-LV218N(平成2年式)



 前期型キュービックの最終型です。上記同様高出力エアサス路線車で、こちらは奄美交通オリジナル塗装となっております。


いすゞキュービックU-LV218N(平成3年式)



 後期型キュービック路線車です。高出力エンジン・エアサス・ハイバックシートを装備した長距離路線車です。本来の方向幕部分はブルーガラスの明かり窓になっておえい側面窓が一般的なメトロ窓になりました。奄美交通オリジナルカラーをまとい活躍中です。


いすゞK-CDM410(昭和58年式)



 川崎モノコックボディーの中型路線車です。元鹿児島交通の車両で大型方向幕装備の市内用路線車です。側面の方向幕は埋められています。綺麗な更新工事を施工され奄美交通オリジナルカラーになりました。





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